ダイエットをして体型のコンプレックスをなくそうと頑張っているのに、
「イライラしてばっかりでモチベーションの維持が難しい」
「運動、食事制限のストレスがツラい…」
という悩みを抱いてはいませんか?
ダイエット中に感じやすいストレスは、もしかすると自分に合った方法を理解できずに心身に無理がかかった状態なのかもしれません。
今回はダイエット中にストレスを感じて前に進めないと悩む人に向けて、そもそもの原因とイライラをなくすためのアイディアをわかりやすくお伝えしてみたいと思います。
ダイエット中のストレスの原因は何?
ダイエット中は「痩せてキレイに、カッコよくなりたい」という気持ちが強くなるため、ストレスを感じてしまう原因にまで気がまわらないこともあるでしょう。
では、どうしてダイエットを始めると決まってストレスを感じてしまうのでしょうか?
考えられる原因を一緒に見ていきましょう。
体力や体質・運動能力に合わないトレーニングによるもの
ダイエットは摂取するカロリーよりも消費するカロリー量を増やそうと、運動を行うことが自然なメソッドですよね。
ダイエットにストレスを感じやすいのは、この運動内容に何らかの原因があるのかもしれません。
たとえば、自分自身の体力や体質、運動レベルに合わない高負荷なトレーニングをしてしまうと、運動による心地よさやリフレッシュよりも心身のしんどさや痛み、コリなどが出てしまいます。
ダイエットの運動をいきなりレベルの高いところから始めると、無理がかかっている分ストレスを感じやすくなってしまうのです。
過度な糖質制限によるもの
糖質を含む食べ物は、贅肉のもととなる脂肪細胞に摂りこまれることが広く知られているため、糖質制限のダイエットをする人が増えてきています。
ですが糖質は心身を快活な状態にするためのエネルギー源となるため、過度な制限をしてしまうとイライラやストレスが募りやすくなります。
また無理な糖質制限は、血糖値が必要以上に急低下してしまうことで頭痛やめまいなどの体調不良が起こり、この要素もストレスや不安の原因になってしまうのです。
この場合は、3食後にハチミツを摂ると改善されるケースもあります。
これまでの食生活がガラリと変わるため
ダイエットを始めると、ヘルシーで低カロリー、脂質や油分、糖質の少ない食事を心がけることが自然ですよね。
これまでは好きなものを食べてきた食生活が、ダイエットをスタートによって内容がガラリと変わることで、「食べたいものを食べられない」状態がストレスの原因に。
人間は誰でも、食生活の習慣が一気に変わるとこの内容に慣れるまでに長い時間がかかってしまいます。
心身がダイエット専用の食生活に追いつけないことで、食べたい欲求が強くなってストレスが慢性化してしまうのです。
ダイエットをしても結果に結びつかないから
ダイエットをしながらのストレスでもっとも強く感じるのが、思うような結果が出ないことではないでしょうか?
それなりの運動や食事制限をしていても、体重減少やサイズダウンの変化が見られないと、気持ちが焦ってストレスや不安感が強くなります。
すると、ダイエットに深いかかわりのある自律神経やホルモンバランスが乱れ、食べたい欲求を抑えられずにリバウンドにつながることもあるのです。
ダイエット中のストレスとさようなら!上手な対処法
ダイエットをするなら、ストレスやガマンよりも自分に心地よい内容なスケジュールを組み立てて継続していくことが理想ですよね。
ここではその理想に少しでも近づくために、ダイエット中のストレスをなくす対処法をお伝えしてみたいと思います。
運動は少しづつレベルアップしていく
ダイエット中にいきなりハードな運動を始めてしまうと、体力や運動レベルが追い付いていかない分、ストレスやカラダの痛みが出やすくなります。
ダイエットで運動を始める際には、負荷の軽いウォーキングやジョギングなどから始めて、カラダを慣らすように意識してみましょう。
負荷の軽い運動に心身が慣れてくると、レベルアップしたいという気持ちや体力が自然についてくるため、徐々に高負荷のトレーニングにシフトしてみてくださいね。
朝から日中に糖質をとる
朝から日中は、夜間に比べて代謝を司る交感神経が活発に働いていたり、活動量が多いことで食べたものを消費·エネルギー源に変える最適なタイミングと言われています。
糖質制限によるストレスを感じた場合は、朝から日中にかけて摂るようにするとエネルギー源として消費でき、快活な1日を過ごすことができるでしょう。
痩せにくい時期があることを知る
ダイエットには、どれだけ食事制限や運動を頑張っても痩せにくい、停滞期があります。
·ダイエットを始めてから2~3週後
·女性の場合は生理の1週間、10日前
が停滞期に当たるため、この期間は決して無理をせずに、チートデイを組み入れて心身のバランスを取りましょう。
ダイエットの停滞期はいつまでも続くものではなく、早くて2週間、遅くとも1ヶ月程度となっているので、焦らずゆっくり構えて乗り越えることがポイントですよ。
まとめ
ダイエット中のストレスは、自分で解消できるアイディアをいくつも持っておくと、心身に無理のない減量·サイズダウンができるようになります。
ダイエットをしながらも頑張る自分へのご褒美を用意するなど、ストレスフリーな内容を組み立てていってくださいね。
それでもどうにもならない場合は、高知市のパーソナルジムGlanzにご相談ください♪
著者情報
医療系国家資格(理学療法士)を持つパーソナルトレーナー。高知市でパーソナルジムを運営。ダイエット~リハビリまで年間1500セッション以上を担当。医療者向け地方自治体主催のセミナーなどでも講師を務める。