短期間で痩せるにはどうしたらいい?食事と運動のポイント、注意点を解説!
「特別なイベントや行事があって、短期間で体重を落としたい!」
「短期集中ダイエットをしたいけれど、その後のリバウンドが心配…」
という悩みや疑問があると、ダイエットの方向性が掴めないと焦ってしまうものですよね。
今回は短期的に体重を落とすダイエットを予定・計画している人に向けて、食事や運動のコツ、注意点をわかりやすく解説。
短期間のダイエット後にありがちな、リバウンドを防止するコツも合わせて参考にしながら、無理なく時短で体重を落とすためのポイントを参考にしてくださいね。
短期間で体重を落とすダイエット!始める前に知っておきたいポイント
短い期間で体重を落とすダイエットメソッドは豊富に展開されているものの、
・短期集中ダイエットを始めるタイミングと期間
・ダイエットが終わってからの生活習慣、食事内容
というふたつのポイントを押さえておかないと、リバウンドのリスクが高まって心身にも良くない影響を与えてしまいます。
特別なイベントまでに短期間で体重を健康的に落とすべく、ここではダイエットを始める前に知っておきたいポイントを詳しく解説します。
最低でも一週間の期間を設けること
短期間で体重を落とすダイエットにチャレンジする際には、最低でも1週間の期間を設けることがポイントです。
この理由は、ダイエットが短期間になればなるほど心身がダイエットの状態に慣れず、体重が減少したとしても無理がかかっていた分リバウンドのリスクが高まってしまうため。
1週間の短期ダイエットであれば、ヘルシーな食事やいつもよりも強度なトレーニングにカラダとメンタルが慣れてバランスの良い体重減少・サイズダウンにアプローチできますよ。
一気に元の生活習慣に戻さないこと
短期集中ダイエットに無事に成功し、特別なイベントや行事をスリムな体型で過ごせると、ダイエット中のガマンやストレスから開放されて、運動をおろそかにしたり食べたいものを食べてしまういつもの生活習慣に戻りやすくなります。
ダイエットをしていた状態から、一気にもとの生活習慣に戻してしまうと内臓に負担がかかって、食べ物や栄養を分解・吸収・排せつする機能が弱まり、リバウンドしやすくなります。
また短期のダイエット後に一気にもとの生活に戻してしまうことは、脂肪は減っても皮膚の面積が変わらないことで、ボディラインのたるみ・ゆるみにつながり、余計に太って見えてしまう心配も。
短期ダイエットを終えたら、ヘルシーな食生活・適度な運動を週に数回は組み入れるようにしてバランスを取りながら、リバウンドや体型のゆるみ予防にアプローチしましょう。
短期間で痩せるためには?食事と運動のポイントを解説!
短期集中ダイエットを始める前のポイント、完了後の注意点を押さえた後は、今日から取り組む食事と運動のコツをまとめてお伝えします。
夜ご飯の置き換えダイエット
短期間でサイズダウン・体重減少の成果を出すためには、手っ取り早くカロリーカットができる夜ご飯の置き換えダイエットがおすすめです。
夜は朝や日中に比べると、活動量が減って消費できるカロリー・エネルギー量が少なくなったり、脂肪遺伝子が優位に立つことで食べた分だけ溜め込みやすいタイミングと言えます。
・代謝キープや成長ホルモンの材料になるプロテイン
・体内の老廃物を摂り込んでデトックスする酵素、ファスティングドリンク
・不足、減少しやすい野菜のビタミンやミネラル群を補えるスムージー、青汁
といったドリンクを活用して、夜のみ置き換えるダイエットを始めてみましょう。
一緒に水分を多く摂っておくことで空腹感を予防でき、夕食分およそ800kcal程度のカロリーカットで体重減少にアプローチできますよ。
大きな筋肉を鍛える筋トレを行う
短期間ダイエットの成果を出すポイントは、
・体幹(背中)
・お腹
・太もも
・胸
・ヒップ
といった、比較的大きな筋肉を鍛えるトレーニングを行うことが効果的です。
その理由は、筋肉に、
・熱を産生して代謝を上げる
・血液循環を促してデトックス作用を高める
・カロリーやエネルギー消費の基礎代謝を高める
という働きがあり、大きな筋肉ほどこの作用を強く持つ傾向にあります。
大きな筋肉を鍛えると筋肉を成長させる範囲も広がるため、最終的には全身の体重減少や引き締めにアプローチできるでしょう。
筋トレはダメージを受けた筋肉が修復するまでに時間を要するため、1週間に3回程度が目安です。
さらに、ウォーキングや階段の上り下りといった日常生活でできる運動を20分程度毎日続けることで、筋肉育成と燃焼にアプローチしながらのダイエット成果が出やすくなりますよ。
終わりに
短期間でのダイエットは大幅にサイズダウン・体重減少にならなかったとしても、集中的な食事制限と運動の成果で、カラダのラインに目に見えた変化が出るようになります。
短期間ダイエットで心がけていた食生活・運動は、体重減少ばかりではなく心身の健康にも良いメソッドとなっているため、定期的に実践しながら理想のスタイルを維持し続けてくださいね。
著者情報
上田翔太(アゲタショウタ)
医療系国家資格(理学療法士)を持つパーソナルトレーナー。高知市でパーソナルジムを運営。ダイエット~リハビリまで年間1500セッション以上を担当。医療者向け地方自治体主催のセミナーなどでも講師を務める。